2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「超近代的個人主義」の胚胎と台頭

世界の不安定を政治或いは経済的視点から見る論考は嫌と言うほどあふれかえっていますが、少し角度を変えて「個人主義」という観点から眺めるとなかなか面白い分析が出来そうです。そもそも「個人主義」という考えがそれなりに体系化されたのはやはりフラン…

聖書と炭火

時々我が家に若いキリスト教伝道者が訪ねて来るようになり6年以上になるでしょうか。宗教勧誘も押し売りと同じような感覚を少々持つのですが、彼が初めて我が家を訪れた時、暇にしていたこともあったのか、またその頃たまたま読んでいた本の中のキリスト教に…

【共同体と個との関係考察】

基本的には、人間は社会的動物ですから、否が応でも群れないと生きて行けない存在です。一つの仮説として、共同体(群れ)の「規模」と「個」の関係は反比例のような気がします。 「群れ(の規模)」×「個(の自由度)」=一定 群れの規模を国家や世界という…