2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

内省の時代

「世も末」と言う言葉が最も似合う時代の様相を示して来ている。3.11を境に社会の様々な矛盾が矛盾としてではなくまさに実相として表出してきた。人々は訳のわからない状況に投げ込まれる中で自らを取り戻そうとしてある者は必死に抵抗を試みある者は社会に…

IMF”死神”副総裁の警告

IMFのデビッド・リプトン副総裁は別称死神と言われている。かつて韓国がIMFの 救済金融計画を受けた際にその指揮を執ったのがリプトンで、その辛辣さに韓国 の経済官僚の間で彼はそう呼ばれた。その彼が、今月4日に韓国ソウル大学金融 経済研究院の主催で開…

安倍晋三 血筋教育

安倍晋三は「大きな子ども」なのだろう。どういう育ち方をしたかをみれば一目瞭然の性格と思われる。本人の資質に関係なく、血筋の教育をされたのは想像に難くない。教育の基本は、「己を知ること」「己を活かすこと」であるが、彼の場合は己が岸家だったの…

【独断と偏見①】 医者と医術  『エミール』(JJルソー)より

前回のブログで「独断と偏見を大事にせよ」と書いた。書いたからには私自身の独断と偏見を明らかにしないと言行不一致になる。と言う訳で【独断と偏見】シリーズとして時折記載することにした。本来ならブログでも書いた通り”真の自己”に突き当たってから始…

独断と偏見を大事にせよ

どんな集まりにおいてもある発言に対して「それは独断と偏見だ!」と言われる場合が多々ある。その時、その発言当事者は反論するにせよ或いは沈黙するにせよ投げかけられた「独断と偏見」という言葉の裏の意味でもある「正当な公共性」という概念に無意識に…