2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『文学の責任』

標題の『文学の責任』は1957年、高橋和巳のエッセーから取ったものだが、このエッセーは高橋が25歳の時の作品であり、新進気鋭の小説家として売り出す直前の観念作家としての思いがあふれんばかりのアジテイションとも言えるものである。そこでは、西洋東洋…

縮小社会と地域の自立

京都に「縮小社会研究会」という集まり(フォーラム)があるのを知りました。京都大学の松久寛名誉教授が中心となって定期的(ほぼ毎月)に研究会を開催しています。代表の松久寛教授は『縮小社会への道』という本を編集していますが、その要旨は「我々の選…