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FB雑感

ここの所FB(フェイスブック)に関するいろいろな意見を聞く機会を得ている。

斯く言う私自身もFBを始めて3年近くなるが、確かにいろいろ問題・課題も 出て来たようである。

ある調査では、昨年11月は国内1670万人のユーザー数だったのが、今年に 入り1380万に激減したとのこと。また、『情報通信白書』平成23年度版による と、42.9%の人がツイッターFacebook(FB)などなんらかのSNSを利用してい ると回答したとのことで、いずれにせよ「コミュニケーションツール」としての SNS、特にFBの利用については、意見がさまざまに分かれるようである。

我が国の首相(総理官邸)も熱心に情報発信しているので、媒体ツールとしての 効果はそれなりにあるのだろうが、FBから撤収する人の話に共通するのは「疲 れる」ということのようである。疲れる原因は様々あろうが、やはりF2F(フェ イスツーフェイス)、お互い顔を見て呼吸を感じて行うのが”コミュニケーショ ン”であれば、土台仕組みがどれだけ便利になろうと、ホントの意味でのコミュ ニケーションではないということだろう。

逆にビジネスツールとしてのFBは結構活用されているところをみれば、個人間よ りは組織間、1:1(特定間)よりは1:N(不特定間)のツールということが言えるようである。

ところで、技術の進歩が社会変化にもたらす影響は大きく、はるか中世のヨーロッパのキリ スト教原理主義的社会がルネサンスによって大きく変化した要因にグーテンベル クの活版印刷術がある。また近世における電信電話技術は産業革命から資本主義と言う社会システムを生み出す大きな要因にもなった。

このように社会が変化する時には必ず情報技術の進展が見られるが、SNSがこれからもたらす社会変化を想像することも面白いと思われる。

果たして、FBを積極的にこなしている人も、またFBから撤収した人、或いは撤収を考えている人も、大きな時代の流れからみれば同じ方向へ向かっていることに なるのだろうか!

 

(この項 『低炭素都市ニュース&レポート5月10日号』送付文より抜粋)