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女性が世界を救う・・・かも!

「炭焼が地球を救う」という言葉が炭焼きの世界にはありますが、同じように

「女性が世界を救う」と言いたいような状況が少しづつ表れてきているような気がします。

”なでしこJAPAN”はスポーツ的感動はもちろんですが、その奥には東日本震災や福島原発の事故を受けた後の、国民的不安と政治のドタバタが続いていた中で、「女性の持つ力」というものの基本的な強さを感じさせてくれました。

 さて、世の中見渡してみればほとんど「男性視点」から作られたものばかりがあふれています。特に20世紀の政治・経済・産業などの社会システムは「男性理論」ともいうべき”理屈”が世界的にもまかり通り、2度も世界戦争をやりながら、今でも紛争は絶えません。

 ところで、柳田國男の高弟として名高い折口信夫(しのぶ)は、「別化性能」

と「類化性能」という言葉で人間の能力を表現しています。ものごとの違いを見抜く能力が別化性能(例えば「科学」など)であり、全く違っているように見えるもののあいだの類似性や共通性を発見するのが「類化性能」(例えば「詩」など)です。

(※中沢新一著『古代から来た未来人 折口信夫』より)

これを「男性原理」、「女性原理」というカテゴリで考えてみると、

【男性原理→頭で考える→科学的→別化性能】

【女性原理→心で感じる→詩的→類化性能】

という見方もできるのではないでしょうか。

20世紀は、「違いの分かる男」などというキャッチコピーもはやり、マーケ

ティングの世界も「差別化」という考えが支配していましたが、その結果が今の世界の状況(金融不安や原発推進など)であるとすれば、これ以上世界を「差別化」するのではなく、共通性を見出しながら生きていくシステムを作る力ともいえる「類化性能」に優れた女性こそが「世界を救う」のではないか、と思う次第です。

ちなみに折口は自らのことを「類化性能」の人間であり「詩人」であると言っていたそうです。

そういえば、震災原発事故直後、女流詩人金子みすずの詩が流れていたのは偶然だったのでしょうか!

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女性の皆さん、頑張ってください!!