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炭焼方法と教育

炭焼の燃焼方法に、「内燃式」と「外燃式」という方法があります。

炭になる(炭化)という原理は、本来有機物が持つ「熱分解」という性質を利用しています。すなわち、有機物から炭素のみを取り出すために炭素以外の物質がある一定の温度になると「分解熱」を発生させ、その熱がまた別の物質の「熱分解」を促進するという連鎖性(学術的には”自己促進分解性”と言います)を利用して炭を焼いています。

「内燃式」とは、この原理を受動的(パッシブ)に利用する方式であり、「外燃

式」とは、この原理をより積極的に外部から促進させる(アクティブ)方式です。

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さて、難しい話はこれくらいにして、この炭焼の2つの方式は、意外と人間社会における教育の方法とも関連してくるように思われます。

どう言う事かと言えば、「本人になるべく任せる(判断させる)」教育方式が

「内燃式」であり、「外部から無理やり選別する」教育方式が「外燃式」と言え

ます。本来人間の持つ「能力(育つ力)」を本人自身に気づかせ、本人が主体的にものごとを判断する、ということではなく、現実的には「効率性」や「画一性」を重視する傾向にあり、上記の例の「外燃式」的教育が広く行われているように思われます。本人に任せる社会と外部評価に重きを置く社会とでは、果たしてどちらが「幸福」なのでしょうか?

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話のオチではありませんが、一般的に「内燃式」の炭と「外燃式」の炭とを比較すると、外燃式の炭は確かに「早く」炭化し、「平準化」も優れていますが面白みにかけ、「内燃式」の炭は炭化までの時間が長いものの、「炭焼」の面白さと出来た炭の個性に特徴があります。

「面白い」ということと「人生の幸福」との相関は人それぞれかもしれません

が・・・・・・。

 

ちなみに、エコロジー村の炭焼人たちはみな「内燃式」派です!!

 

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議論の是非はあると思いますが、皆さんはどう思われますか?