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炭焼と童話②

開花宣言後の寒の戻りから、満開後の夏日のような天候の落差がありましたが、あまりなんでもかんでも、安易に「地球温暖化」「CO2」のせいにしたくはないですね。

自然は人知及ばぬものを持っていますが、人間に本来備わっている季節を感じる受容体を、素直に受け止めたい、と思います。

 

 

童話と炭焼その②

 

先月に続いて、今月も炭焼と童話のお話です。

炭焼は世界中で行われていますが、世界の童話の中でも炭焼が語られています。

 

ドイツのテオドール・シュトルム(1817-1888)の「クマの子ハンス」という童話があります。

1837年の発表ですから、シュトルムが20歳のときの作品ですね。

”クマに育てられたハンスが、大男を倒してお姫様めとり、最後は人間の父母とシアワセに暮らすのですが、育ての母のクマの元へ行き・・・・”

という物語ですが、この中でハンスの父母が炭焼職人という設定です。

http://hukumusume.com/douwa/PC/world/10/26.htm

炭焼がハンスの物語に直接関係しているわけではないですが、なんとなく、ここにも、柳田国男の「炭焼長者譚」の流れを見ることが出来ると感じられます。

炭焼長者譚は、中国・朝鮮・日本の東アジアに多く見受けられますが、ヨーロッパにもその流れがあると言う、民俗学の研究もあるようです。

  • 炭焼が、世界共通の、再び新しい人類を結ぶ活動になればいいかな、などと想像しますが、皆さんはいかがでしょうか。(2009.4)